写メ日記がめんどくさくて続かない人へ。3年間見てきた現場の話
写メ日記、めんどくさいですよね。正直に言います。僕がスタッフ時代に管理していた店でも、毎月何人かは「もう書けません」と泣きついてきました。真面目な子ほど早く潰れる。これ、本当です。
先に言っておくと、続かないのはあなたの根性がないからじゃないです。仕組み自体が「毎日ネタを絞り出せ」という、けっこう無理のある要求になっているだけ。だから今日は精神論抜きで、実際に現場で効いた対処法だけ書きます。
なぜ写メ日記は書いているうちに苦痛になるのか
最初の1週間は楽しいんですよ。新しいことだし、お客さんからの反応もある。問題はそこから先です。
僕が管理していた店で、入店3ヶ月以内に日記更新が止まる子の共通点を見ていくと、だいたい3つのパターンに分かれていました。ネタが尽きるパターン、スマホを触る時間そのものが取れなくなるパターン、そして「反応が薄いから意味を感じなくなる」パターン。
このうち一番厄介なのは実は3つ目です。ネタ切れや時間不足は物理的な問題だから対処しやすい。でも「書いても誰も見てない気がする」という感覚は、心が折れる話なので立て直すのに時間がかかる。ある子は「日記書いてる時間があったら寝たい」とLINEしてきて、それきり音信不通になったこともありました。
待機中にスマホで日記を書く時間って、実際は1本15分から30分くらい。数字だけ見ると大した時間じゃないんですけど、出勤前の準備、接客、合間の休憩、次のお客さんの予約確認……そういうのが積み重なった状態で「はい日記書いて」と言われると、脳のキャパが足りないんですよね。これは怠けとかじゃなくて、単純にリソース配分の問題です。
ネタが尽きたときにやっていたこと
僕がキャストに提案していたのは、日記のネタを「その日の出来事」から探すのをやめること。これ、意外と知られてないんですけど、その日にあった出来事縛りにすると絶対にネタ切れします。だって毎日そんなに変わったことなんて起きないから。
代わりにやったのが「テーマのストック化」です。好きな食べ物、季節の話題、ちょっとした悩み相談風の投稿、過去に撮った写真の使い回し(もちろん時期が近いものに限定)。この4つくらいのテーマを最初にメモしておいて、その日の気分で選ぶだけにする。ゼロから考えるのと、選ぶだけなのとでは、脳の疲れ方がぜんぜん違います。
あと写真。これは店によって方針が違うと思いますが、私服や小物、飲み物、ネイルなど「顔を出さなくても撮れるもの」を数枚まとめて先に撮っておくと、当日は文章だけ足せばいい状態になります。まとめ撮りって地味だけど本当に効きます。
完璧に書こうとするから疲れる
これは僕の個人的な感覚ですが、日記が続かない子の多くは真面目すぎるんです。誤字を気にしたり、お客さんに失礼がないか気にしたり、絵文字の使い方まで悩んだり。
正直、そこまで気にして読んでいるお客さんはそんなに多くないです。もちろん最低限の礼儀は必要だけど、完璧な文章を目指す必要はない。むしろ多少崩れてる方が「素っぽい」って好まれることもある。ここは店舗ごとの空気にもよるので一概には言えませんが、僕は「短くてもいいから続ける」ほうを優先すべきだと思っています。
それでも無理なら、外に出すという選択肢
ここまで書いた工夫をやっても「無理なものは無理」というケースは普通にあります。体調、メンタル、単純に忙しすぎる時期。そういうときに写メ日記代行というサービスがあるのを、店長側もキャスト側も知っておいて損はないです。
代行は、キャストから聞いた情報やキャラクター設定をもとにライターが日記を書く仕組みで、料金は店舗規模やプランによって月1万円台から数万円くらいまで幅があります。このあたりの相場感は 写メ日記代行の料金相場はいくら?価格差の理由を現場目線で にまとめているので、気になる方は覗いてみてください。金額は変わることが多いので、最新の情報は各サービスの公式サイトで必ず確認してほしいです。
代行を使ったからといって「必ず本指名が増える」なんてことは僕からは言えません。効果は店舗の集客状況やお客さんの層によって全然違います。ただ、更新が途絶えていた日記が毎日埋まるようになるだけでも、キャストの心理的な負担はかなり軽くなります。これは僕が実際に何店舗か見てきた実感です。
代行サービスにもタイプがあって、キャストへのヒアリングを丁寧にやってくれるところもあれば、テンプレ寄りで安く回すところもあります。どっちがいいかは店の方針次第だと思っていて、比較しながら選びたい方は 写メ日記代行のおすすめ比較|キャストと店長が見るべき違い も参考になるはずです。
店長・スタッフ側が見直すべきなのはノルマの設計
ここからは店舗側の話です。キャストに「毎日書いて」とだけ伝えて、あとは放置している店、正直まだ多いです。僕も最初はそうでした。
でもノルマを課すなら、書きやすい環境をセットで用意するのが筋だと今は思っています。写真素材の共有フォルダを作る、テーマのテンプレを渡す、週1本は書かなくていい日を作る。こういう小さな配慮があるだけで、離脱率はかなり変わってきます。体感的な話ですが、僕が担当していた店でテンプレを導入したあとは、日記の更新が続く子が増えた印象がありました。ちゃんと数字で計測していたわけではないので、あくまでうちの店での感覚として聞いてもらえればと思います。
キャスト全員に代行を使わせる必要はないですが、繁忙期だけ、あるいは新人が慣れるまでの期間だけ部分的に外注するというやり方をしている店もあります。全員一律である必要はなく、キャストごとに向き不向きを見て使い分けるくらいがちょうどいい気がしています。
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書けない自分を責めなくていい
僕がこの3年で一番伝えたいのはここです。写メ日記が続かないのは、能力の問題でも根性の問題でもなくて、単純に仕組みとの相性の話。向いてる子は毎日苦もなく書けるし、向いてない子はどれだけ頑張っても続かない。それだけのことです。
無理して書き続けて心が疲弊するくらいなら、工夫で減らすか、外に出すか、店側に相談するか。選択肢はちゃんとあります。一人で抱え込んで「私はだめだ」って思う必要はどこにもないです。